「ありのまま」の体現を目指す〜長所を伸ばし弱みを補い合う実践組織マネジメント〜

 

これまであまり触れてこなかったのですが

 

実は僕は小学校2年生からバスケットをプレーしており今年で14年目になります!

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現在は慶應義塾大学体育会男子バスケットボール部に所属し、選手としての技術向上だけでなく、チームリーダーとして組織マネジメントをやっています。

 

 

今回はそんな僕の現在の活動の主である体育会での組織マネジメントについて僕の考えていることや実践していることを発信していきたいと思います!

 

 

 

 

[目次]

僕の幸せの定義は「ありのままでいる」こと

組織の中で「ありのまま」を体現するためには

「ありのまま」の環境づくりで「個性の融合」を!

まとめ

 

 

 

僕の幸せの定義は「ありのままでいる」こと

 

皆さんは、自分で幸せの定義ができていますか?

 

僕はできています。

 

 

ありのままでいる

 

 

です。

 

 

自然体で等身大の自分でいることが幸せになるには必要だと考えています。

 

 

無理をしすぎてもダメ、持っている力の半分で生きるのもダメ。

 

自分を自分らしく見せる、自分を自分らしくいさせる努力を怠ってはいけません。

 

 

八方美人でももちろん良いと思いますが、どれが本当の自分なのか知っておくことは大切です。

 

だって嘘の自分を受け入れられるより、本当の自分を受け入れられる方が断然幸せですよね?

 

 

 

だから、自己理解自己受容が大切なんですよね。

 

この考えに行き着いて、僕は日々自己理解に励んでいます!

 

 

 

組織の中で「ありのまま」を体現するためには

 

では、どのようにすれば組織や集団の中で「ありのまま」を実現できるのか。

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それを僕は体育会という組織の中で実現しようと頑張っています。

 

 

体育会で組織マネジメントをし始めてようやく3年目になりますが、

いくつかわかったことがあるのでそれを今回は共有したいと思います。

 

 

組織の中で「ありのまま」を体現するためには

 

①リーダーが誰よりもその人の特徴を理解する

②組織の中での存在意義と役割の明確化

③自分の強みと弱みを明確にして受け入れる

 

が大切だということを実践の中で学びました。

 

①リーダーが誰よりもその人の特徴を理解する

組織をマネジメントする中で一番大切なのが

 

僕自身が誰よりもその人を理解している

 

ことだと思います。

 

”適材適所”という言葉があるように、

その人のパフォーマンスを最大限に出すためにはその人のことを深く知らなければなりません。

 

 

だから僕はできる限りチームメイトと”時間の共有”を図り、

常に一緒にいることを心がけています。

 

時間を長く共有すればするほど

その人の内面や細かい部分まで知ることができ

また僕のこともよく理解してもらえるので

 

”時間の共有”

 

は大切にしています。

 

 

②組織の中での存在意義と役割の明確化

これは一言で言うなら

 

目的意識を持たせる

 

ということです。

 

 

”自分はなぜこの組織(体育会)にいるのか”

組織力向上のために自分は何をしないといけないのか”

”そもそもなぜバスケットボールをやっているのか”

 

こういったようにその人の内面深くに眠っている目的意識を顕在化させ言語化することが大切です。

 

 

目的意識を自分で持てないと、言われたことをただひたすら頑張ってやる組織にしかなれません。

 

主体性を持って

 

今チームに必要なことは何か

今のチームの課題は何か

じゃあ自分はどんなことをすれば良いのか

 

と考えられる人を少しでも増やすことで主体的なチームが出来上がり

個性の融合”へとつながっていくのです。

 

 

③自分の強みと弱みを明確にして受け入れる

これは主にミーティングでやることです。

 

やっていて思うのが

 

”強みを受け入れるのは容易だが、弱みを受け入れることは難しい”

 

ということです。

 

自分の強みをみんなから言われている時は気持ちがよく自身がみなぎってくるのですが

弱みを言われると気持ちは良くなく、苦しいし「自分はダメかも」と思ってくるのです

 

 

だから僕はそのときは

「強みだけ伸ばすように努力しよう。

 弱みは他の誰かの強みであるから、だれかが補ってくれる。

 まずは強みを伸ばすことだけの集中しよう。」

と声をかけます。

 

”自分のできることを最大限にする”

ことが組織の中で「ありのまま」を実現させるモットーであり、弱みは知っておくことは大切ですが、弱みを克服しようとか、弱みを強みにしようとか、そんなことに力を割くことは非効率であると考えています。

 

まずは自分の強みを最大限まで高める。

弱みはお互いに補い合う。

 

これができている組織は”強い”です。

 

 

 

「ありのまま」の環境づくりで「個性の融合」を!

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「ありのまま」で居続けることが幸せであり、力を最大限に発揮できると書いてきましたが、ではどのようにしてそのような環境を作り出していくのか。

 

一人一人が「ありのまま」でいられる先には何があるのか。

 

そんなことを最後に書きたいと思います。

 

 

「ありのまま」の環境づくりで一番大切なのが

 

”仲間との時間の共有”

 

です。

 

 

どれだけ仲間と一緒に過ごしたかがそのまま「ありのまま」でいられるか否かにつながってきます。

 

人間一人では生きていけない生き物です。

仲間に頼り、頼られの関係の中で自分の本質をさらけ出すための時間の共有は必ず必要です。

 

 

そして組織の中で「ありのまま」が実現されるとその先には

 

"個性の融合"

 

が起こります。

 

 

この個性の融合とはどういう状態なのかというと

 

”自分の強みが最大限に発揮され、弱みを互いにカバーし合っている状態”

 

です。

 

 

これが実現できている組織に不可能はないと考えています。

 

 

 

実際、昨年のチームはこの”個性の融合”が実現されていました。

その結果、1勝もできないと言われていたリーグ戦で12チーム中3位という戦績を残すことができました。

 

この経験から「ありのまま」の実現による「個性の融合」の力の大きさ、限りない可能性を感じ、今年のチームでも「個性の融合」を実現しようと日々励んでいます。

 

 

まとめ

まだまだ手探りの状態で組織マネジメントを1から実践しているのですが

ようやく自分の中に「これだ」と思えるようなノウハウは蓄積されてきていると感じます。

 

・組織の中で「ありのまま」を実現し「個性の融合」を果たすことでチームの限りない可能性を切り開いていける

 

そのために

 

・リーダーが誰よりのその人を理解する

・存在意義と役割の明確化

・強みと弱みを明確にして受け入れる

 

ことで

 

”強みを最大限に発揮して弱みをお互いにカバーし合う”

 

状態を作る。

 

 

これが僕の「幸せ」の一つの形でこれからも努力し続け、自分の幸せの追求だけでなく仲間の幸せの追求、実現に繋がっていけばいいなと思っています。